モチベーション
久しぶりに頭に血の昇ることがあった。
せっかくの高いモチベーションに対して、フォローどころか冷水を浴びせるような発言。
その発言で上から見下ろしているつもりかもしれないが、残念ながら奴の位はおれと同じだし、仕事量もおれの方が多い。おれだけならともかく、チームの人間に対しても無理をしてもらっている以上、引けない。
さすがにおれの顔色が変わったらしく、奴もすぐに発言を訂正したが、まったく話にならない。惜しかったのは、それはイチローにならって、「実力の違いを見せつけ」ておくチャンスだったと言う事だ。
例:
「その発言は僕と僕のチームへの侮辱だ。出ていきたまえ」(そんな権限ないけど)
「(何かの数字を聞いて答を待たずに自分で答えて)君にはこの意味が分かっていないらしいね」(おれも分かってないけど)
「(パードン?って感じで)もう一度言ってくれないか?聞きのがす訳にはいかない発言だ」
…いまいちおれのカミソリらしさ?が出ていないのはまだ冷静になりきれていないらしい。今後プロジェクトの障害と見なしておくのが正しそうだ。敵ならば何かの役にも立つのだが、一応同僚じゃ邪魔なだけだ。
だが、悔しいが認めなくてはならないのは、おれのこのモチベーションこそがおれの弱点になってしまっているという事だ。おれはこのプロジェクトに対して「じゃああなたがやればいい」とはどうしても言えない。まさにその点を逆手にとって皮肉られたというか馬鹿にされた格好だ。
あの種の人間には、おれのような人間は愚かに見えているのだろう。考え方の違いといえばそれまでだが、理解しあえないものがある。
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